動画のダウンロードは違法?合法に保存できる範囲を整理
「動画をダウンロードしたら違法になるのでは」と不安な方向けに、日本の著作権法で認められている範囲と、やってはいけないことを整理しました。結論から言うと、正規に公開された動画を自分で見るために保存する(私的使用のための複製)ことは原則として認められています。
この記事は一般的な情報の整理であり、法的助言ではありません。ポイントは「何を」「どこから」「何のために」保存するかの3点です。順に確認していきましょう。
保存する前の確認手順(4ステップ)
- 正規のアップロードかを確認する。公式アカウント・投稿者本人が公開している動画かを見ます。テレビ番組や映画を無断転載した「海賊版」と知りながらダウンロードする行為は、著作権法で明確に禁じられています(2021年の法改正で音楽・映像以外の著作物にも対象が拡大されました)。
- DRM(コピー防止技術)の有無を確認する。NetflixやAmazonプライム・ビデオなどの有料配信は技術的保護手段で守られており、これを回避して保存することは私的利用でも違法です。ClipItNowはDRM付き配信の保存には対応していません。
- 利用目的を確認する。認められるのは「私的使用のための複製」、つまり自分や家族の範囲で視聴するための保存です。保存した動画のSNSへの再アップロード、友人への配布、営利利用は複製の範囲を超え、権利侵害になります。
- 各サイトの利用規約を確認する。法律とは別に、サービスごとの規約でダウンロードの扱いが定められている場合があります。規約の範囲で利用してください。
覚えておきたい3つの原則
第一に、「正規公開の動画を、自分で見るために保存する」のが基本の範囲です。お気に入りのクリエイターの公開動画をオフラインで見返す、消える前に手元に残しておく、といった使い方はこの範囲に収まります。
第二に、「海賊版と知りながら」「DRMを回避して」「再配布のために」の3つはいずれもアウトです。この3つを避けるだけで、大きなリスクはほぼ取り除けます。
第三に、迷ったら保存しない・専門家に確認する、が安全です。ClipItNowは正規公開動画のURLを貼るだけで保存できる無料ツールですが、利用は利用規約と法令の範囲でお願いします。
よくある質問
スクリーン録画なら合法ですか?
手段が録画でも、海賊版と知りながらの複製やDRM回避に当たる場合は同様に問題になります。手段ではなく対象と目的で判断されます。
保存した動画を編集して投稿するのは?
私的使用の範囲を超えるため、権利者の許諾が必要です。引用の要件を満たす場合を除き、無断投稿は避けてください。
違法アップロードかどうか見分けるには?
公式マークのあるアカウントか、投稿者とコンテンツの作者が一致しているかが目安です。テレビ放送や映画の全編転載は海賊版の可能性が高いです。
海外サイトの動画にも日本の法律が適用されますか?
日本国内でダウンロードする行為には日本の著作権法が適用されると考えるのが安全です。